Aobadai Apartment
目黒区青葉台の傾斜地に建つ集合住宅。第1種低層住居専用地域で建築面積50%容積率100%という厳しい条件の中、傾斜地の特性を活かし、地下1階地上3階、計4層の規模を実現させた。
10戸全てが異なるプランとなっていて、エンドユーザーにとって多様性のある選択肢を与えている。ほとんどのプランで奥行き2mのテラスを持ち合わせているのも特徴の一つとなっている。このゆとりあるテラスは日々のリラックスを提供するだけでなく、今では当たり前となった在宅勤務というライフスタイルを送る上でも気分転換、リフレッシュに重要な役割を果たす。また、屋上にはドッグランも完備しており、集合住宅でありながらも庭付き一戸建てのような暮らしを楽しむことが出来るのである。
住宅街の集合住宅のあり方として、床面積を確保しながらも、ゆとりあるつくりとすることが出来たことは収益物件において建築家が果たす役割の重要性を十分に示すことが出来たと思う。これからの共同住宅のあり方として、多様性や質を提供していくことは、建築の持続可能性にもつながり、街の有効活用、豊かさにも繋がるであろうと考えている。
マンションの過剰な供給が先細りであることを見据え、これからの共同住宅にはこのように様々なライフスタイルに対応することであったり、生活の質の問題であったり、ディベロッパーも設計者も未来を見据えて計画することが必要であると感じている。
10戸全てが異なるプランとなっていて、エンドユーザーにとって多様性のある選択肢を与えている。ほとんどのプランで奥行き2mのテラスを持ち合わせているのも特徴の一つとなっている。このゆとりあるテラスは日々のリラックスを提供するだけでなく、今では当たり前となった在宅勤務というライフスタイルを送る上でも気分転換、リフレッシュに重要な役割を果たす。また、屋上にはドッグランも完備しており、集合住宅でありながらも庭付き一戸建てのような暮らしを楽しむことが出来るのである。
住宅街の集合住宅のあり方として、床面積を確保しながらも、ゆとりあるつくりとすることが出来たことは収益物件において建築家が果たす役割の重要性を十分に示すことが出来たと思う。これからの共同住宅のあり方として、多様性や質を提供していくことは、建築の持続可能性にもつながり、街の有効活用、豊かさにも繋がるであろうと考えている。
マンションの過剰な供給が先細りであることを見据え、これからの共同住宅にはこのように様々なライフスタイルに対応することであったり、生活の質の問題であったり、ディベロッパーも設計者も未来を見据えて計画することが必要であると感じている。
所在地 | 東京都 |
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建物用途 | 集合住宅 |
敷地面積 | 339.05m2 |
延床面積 | 555.10m2 |
階数 | 地下1階、地上3階 |
主要構造 | RC造 |
竣工 | 2022.09 |
構造設計 | 円酒構造設計 |
施工 | ビルシステム |
PHOTO BY HIROSHI UEDA