Courtyard House
敷地面積約470m2に、家族3人と犬が暮らす住宅+車3台を収納できるインナーガレージをつくるという計画である。周辺には高層マンションも立ち並ぶため、いかに開きながらプライバシーを確保するかというのがテーマになった。
敷地の奥にコの字型に住宅を配置し、道路側にガレージを配置することで中庭をつくり出している。通りから住宅までは十分な距離がありそこにたくさんの木々や草花を植えて一年中植物を楽しめるアプローチを設けた。中庭にはシンボルツリーとしてメラレウカスノーインサマー(ティーツリー)を植え花や香りを楽しむとともに、近所の高層マンションからの視線を遮る役割も持たせている。リビングから続く中庭テラスにはガラスの屋根を設け、季節や天候に関わらずにアウトドアライフが楽しめるようになっている。このいえにとって植物や屋外スペースは単に付属物ではなく、建築と同等かそれ以上に生活を豊かにしてくれる重要な要素となっている。
1階にはLDK、水回り、家族それぞれのワークスペース、2階には家族それぞれの個室を配置している。
玄関からリビングへと導く廊下、吹き抜けの開放的なリビング、落ち着いた雰囲気のダイニングキッチンをコの字型に配置し、どこにいても中庭が望めるようになっている。リビングは天井高6500と高く、ハイサイドウィンドウからは冬は暖かな太陽光が部屋の奥まで届き、ソファに座れば周囲の視線は一切気にせず空だけを望むことが可能となっている。
床は600角のタイル、天井は構造材の木質をそのまま現して、洗練された中にも素朴さを感じるようなデザインとしている。素朴につくることで、完成した時が終わりでなく、植物や暮らしや趣味などが色を添えながら徐々に成長していく余白を残している。
緑豊かなアプローチ、周辺環境とは雰囲気のことなった中庭スペース、素朴さを残した空間などにより、気持ちよくのびのびと暮らせる住まいが出来たと思う。そして、今後の成長がとても楽しみである。
敷地の奥にコの字型に住宅を配置し、道路側にガレージを配置することで中庭をつくり出している。通りから住宅までは十分な距離がありそこにたくさんの木々や草花を植えて一年中植物を楽しめるアプローチを設けた。中庭にはシンボルツリーとしてメラレウカスノーインサマー(ティーツリー)を植え花や香りを楽しむとともに、近所の高層マンションからの視線を遮る役割も持たせている。リビングから続く中庭テラスにはガラスの屋根を設け、季節や天候に関わらずにアウトドアライフが楽しめるようになっている。このいえにとって植物や屋外スペースは単に付属物ではなく、建築と同等かそれ以上に生活を豊かにしてくれる重要な要素となっている。
1階にはLDK、水回り、家族それぞれのワークスペース、2階には家族それぞれの個室を配置している。
玄関からリビングへと導く廊下、吹き抜けの開放的なリビング、落ち着いた雰囲気のダイニングキッチンをコの字型に配置し、どこにいても中庭が望めるようになっている。リビングは天井高6500と高く、ハイサイドウィンドウからは冬は暖かな太陽光が部屋の奥まで届き、ソファに座れば周囲の視線は一切気にせず空だけを望むことが可能となっている。
床は600角のタイル、天井は構造材の木質をそのまま現して、洗練された中にも素朴さを感じるようなデザインとしている。素朴につくることで、完成した時が終わりでなく、植物や暮らしや趣味などが色を添えながら徐々に成長していく余白を残している。
緑豊かなアプローチ、周辺環境とは雰囲気のことなった中庭スペース、素朴さを残した空間などにより、気持ちよくのびのびと暮らせる住まいが出来たと思う。そして、今後の成長がとても楽しみである。
所在地 | 千葉県 |
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建物用途 | 専用住宅 |
家族構成 | 夫婦+子供 |
敷地面積 | 471.16m2 |
延床面積 | 223.03m2 |
階数 | 地上2階 |
主要構造 | 木造 |
竣工 | 2021.03 |
構造設計 | 正木構造研究所 |
造園 | 直井造園土木 |
施工 | 山庄建設 |
PHOTO BY HIROSHI UEDA
MOVIE BY KAZUAKI YAMAMOTO
MOVIE BY KAZUAKI YAMAMOTO