Coupled House
古い木造平屋住宅が残る一画の建替えである。個別にはさほど広くない敷地でも、それぞれが庭や空に対してゆとりを残した街並が残っていた。ここでのスケール感やゆるやかな連続感を新しいカタチで残そうと考え、2つの棟を一つの屋根で覆った一対の建物となった。
対にすることで間が作られる。その間を半屋外のようにしつらえることで内外の境界や空間のスケールが曖昧に感じられる。また周りの外構をその間の延長の空間として等価にしつらえることで開放感と居心地の良さを両立できた。間や周りを豊かにしていくことで内部空間が快適になり、同時に周辺環境も魅力的になっていくという相互作用で有機的な街並になっていくと良いと思う。
対にすることで間が作られる。その間を半屋外のようにしつらえることで内外の境界や空間のスケールが曖昧に感じられる。また周りの外構をその間の延長の空間として等価にしつらえることで開放感と居心地の良さを両立できた。間や周りを豊かにしていくことで内部空間が快適になり、同時に周辺環境も魅力的になっていくという相互作用で有機的な街並になっていくと良いと思う。
所在地 | 東京都 |
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建物用途 | 専用住宅 |
家族構成 | 夫婦+子供 |
延床面積 | 114.48m2 |
階数 | 2階 |
主要構造 | 木造 |
竣工 | 2011.12 |
PHOTO BY HIROSHI UEDA