マドニワのいえ
所在地 神奈川県
建物用途 2世帯住宅
家族構成 夫婦+子供、母親
延床面積 108.62m2
階数 地上3階建
主要構造 在来木造
竣工 2011.03
夫婦(30代)、子供(0歳)、妻の母(70代)が住む二世帯住宅。限られた敷地の中で広がりと共に心理的な開放感を持たせるため、ソトとのつながり、そのなかでも窓がテーマとなった。それにより、都市型住宅としても二世帯住宅としても居心地の良い空間ができるのではないかと考えた。
敷地に庭をつくるようなゆとりがなかったため、光を象徴的に扱うことで時間や天候、四季の変化を楽しめるように考えた。南側だから大きな開口を開けるとか、人通りが多いから開口は開けないという規制概念を捨てて、開くところと閉じるところを明快にしたことで開放感がありながら、周囲との距離も保たれた空間をつくることが出来た。
ウチとソトの認識、空間の認識をあいまいにすることで限られた床面積を克服しようとも考えた。室内と街との間にヴォイドをつくることでウチとソトが自然と混ざり合うのである。このヴォイドは玄関へのアプローチ、庭、縁側、バルコニーとしてプライバシーを確保しながら屋外での生活を楽しめる場となっている。
2〜3階はワンルームから4LDKまで変化するフレキシブルなスペースとし、住みながら対応出来るような自由さを用意したことでクライアントは完璧なPLANを目指さなくてはいけないというプレッシャーがなくなった。それにより空間を純粋に楽しみ、暮らせるという気持ちのゆとりが生まれている。
PHOTO BY HIROSHI UEDA
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